世界・ふしぎ発見!

この島を世界的に有名にしているのは、そう、モアイ。


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海に背中を向けて、島民を見守るように佇んでいます。
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887体。
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600〜500年前に、部族の族長や先祖の命令によって造られた記念碑であると言われています。
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以前は一体一体すべて名前が付けられていたとか。
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小さいものは、1.13mから大きなものは21.6mまで。
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モアイは部族の繁栄、権力、威信を表わしていました。しかし、17世紀に入り島内は食物や樹木の資源不足に陥ります。それが部族間の紛争を引き起こし、敵の士気を高める効力があると信じられていたモアイは、その神通力を弱らせる為に次々と倒されていきました。モアイ倒し合戦は200年続き、全てのモアイは一度倒されたそうです。
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すべてのモアイはこのラノラク火山から切り出されたそうです。
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火山のカルデラ湖には切り出されたままのモアイがごろごろいます。
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小さい黒いのは全部モアイ

モアイの作り方は

1、岩を削って外形が造られる
2、背骨を残して、背中が岩の斜面から切り離される。
3、背骨が取り外され斜面を滑り降ろされる。
4、背中の彫刻ができるように、穴に立てられる。

しかし、このあと、ラノララク火山の石切場から数十キロ離れた海岸線まで、1体数十トンもあるモアイをどうやって運んだのか。鉄もなかった時代にどうやって?
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丸太のローラーの上を転がして運んだとか、紐を巻き付けて交互に引っ張って少しずつ前進させたとか、モアイ自身が歩いて海岸まで進んだとか、宇宙人が運んだとか。

謎のままなのです。
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私は「モアイが歩いて行った」この説に一票!
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あるものは海まで辿り着けず
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あるものは紛争当時の倒されたままで風化し、
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土から顔だけを出していたり
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正座姿のものや
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あるものは切り出し途中のまま、
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あるものは再度島民により起こされ空を見つめています。
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何世紀もの間モアイは島の人々見守り続けています。
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これからも守り続けていきます。
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