数学的美
その前日、yahooの国際ページのトップニュースで、【アルカイダ系のテロ組織が米欧に対するテロを計画している為、中東と北アフリカの在米大使館をしばらく閉鎖する】というニュースが飛び込んできたので、飛行機をキャンセルすることも検討しましたが、情報を整理したところ渡航回避勧告が出ている中諸国東の中でもイランは対象外だったので予定通りイランへ。
インドからアラブ首長国連邦のシャールジャ空港に飛び、6時間空港内で待って飛行機を乗り換え、
(空港の待合スペース。暇。)
同じ飛行機に日本人の旅行者も3人いて、少しほっとしてイラン無事入国。イランのシーラーズという街に入りました。
空港から宿に向かうタクシーから見えるシーラーズの街並み。きれい!臭わない!ごみも落ちていないし道路も整備されている。牛もラクダも象も、野良犬もいないぞ!
若者は、髪の毛を盛り、おだんごにチャードルをひっかけるくらいで、顔も結構露出させていたりする。
女性は、人前で肌を露出してはいけない、と法律で決まっているイラン。
どんなに暑くてもチャードルを着けていないという女性はおらず、長袖に長ズボン姿。モスクに入る入口も、バスの車内も、女性と男性で分かれています。
また、噂には聞いていましたが、美人が多い!濃い端正なお顔の上に、マスカラしっかり、アイラインきりっと、口紅ばっちり!鼻を高くする整形も一般的だそう。(鼻に絆創膏貼っているので分かる。)
肌を露出してはいけないからこそ、見えるところで猛アピールしているのでしょうか。
隠れているからこそ、想像を掻き立てる!
黒がまた神秘的にさせてるのかね。
モスクや住宅などイランの建造物は、中庭を囲むような造りになっています。中庭には噴水や池もあります。
乾燥地帯なので、街をちょっと出ると乾燥した薄茶色の痩せた土地が広がっています。イランの人々は古くから、高い壁で周囲の厳しい自然環境を遮断し、緑や草花や水への強い憧れを以て、内には中庭(=オアシス)を造り、美しいタイルで装飾してきたそうです。うーん、納得。
初めて抜けて踏み入れた中東の国。アジアとは全然ちがっておもしろい。ずいぶん遠くへ来たもんだ。
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