寝坊した
本当は九寨溝を一日で周るには、朝6時半に宿を出発しないといけないのに
起きたら10時で、急いで準備して九寨溝の入口に向かったが、着いたら11時半。
入場券購入の直前で、
「せっかく来たのに急いで回るなんてもったいないね。」
「でも明日雨らしいよ。」
「でも今からだと半分しか観られないよ。」
どうするこうすると、一悶着の末、誠のひとこと
「あ、カメラの電池が少ない。もたんかも。」
で明日に延期することに決定。パンダと写真をとって宿に退散しますた。
宿はとても快適です。
工事中ですが、シャワーもトイレもきれいで、各部屋にPCあり、シーツもタオルも毎日替えてくれるし、食堂もおいしい。2年後には玄関前にガーデンと、屋上にテラスを作るらしい。
オーナーとその家族が朝から晩まで工事しています。「2年後にまた来て」だって。楽しそう。
昨日までの移動中に寄った公衆トイレは、カルチャーショックを受けました。知ってはいましたが、本当に扉がなく、仕切りの壁も低い。しゃがんでも頭が出ます。お尻を壁に向けて、会話してる人もいたな。。
トイレに入って目が合い「ニーハオ」、しゃがんで隣の人にも「ニーハオ」できる。だからニーハオトイレ。
初めての時は、もう、えいっやーっ！ってやってやりましたよ。
視線は真っ直ぐ。隣も、前を通り過ぎる人も無視。
ふぅっ。できるもんだ。
出発前お寺のお母さんが私に言ったことを思い出しました。
「もしニーハオトイレを経験しても、もうその人たちと会わないから、大丈夫よ♪」
そうです。わたしは、あなたたちとはもう会わない！
あと、本日も中国人の優しい男性に成都までの帰りのバスチケットを購入する時、色々と教えてもらったよ。
一昨日の色達でも、宿の前でバス停までの行き方が分からず二人がどうしようどうしようとおろおろしてたら、近くにいた男性とそのお母様が話しかけてくれて、中国語が離せないって言うと、英語で会話してくれて、日本から来たって言うと、何よりも真っ先に出た言葉が、「Welcome to China!」だったんだ☆素敵だよね！それから、雨の中バス停まで連れてってくれたよ。
食堂でも、メニューが分からなかったら、大概の店員さんは分かるまで書くなりジェスチャーなりで説明してくれるし、「辛いの大丈夫か？」って山椒や唐辛子の量を聞いてくれるし。
出発前に抱いていた人に対する不安はなんだったのか。この一週間でなくなりました。
と、気を抜くと、明日くらいにだまされたりするのがいつものパターンやから、気は抜かないけど。落ち着いています。
そんなこんなで、今日一日宿でのんびりしておりました。
ベッドの上でヨガしたり。本を読んだり、お金の計算したり、ネットで情報調べたりこういう休息も長期戦には必要だ。
明日の天気は雨らしい。晴れてる方が九寨溝は良いのだけど、これも仕方ないね。
私は晴れ女なので、強く願いながら、寝坊しないように早めに寝ます。おやすみなさい。
