あの日

『涙が全然止まらないけど
生きているからがんばろう
がんばれない時は手を繋ぎます
感謝します
お願いします
オバマの演説や井上雄彦の絵やデーブスペクターのつぶやきや政府や自衛隊被爆しながら命がけて戦っている人たちの
その想いが
みんなの祈りが
世界の願いがどうか届きますように
歌い手の歌が寒さと心を和らげてくれますように
あたたかい想いがつながりますように
少しでも生きる力となりますように
どうか』
2011年3月27日の日記より


しばらく言葉にすることができませんでした。
テレビから流れてくる映像と犠牲者が増えていくニュースに
かなしくてかなしくてかなしくて
のどの奥の方がつまって苦しい感覚がずっと続いていました。

あの時から
生かされていると思うようになりました。
こんなにも無力なんだと知りました。
遠く離れた会ったこともない人たちの苦しみは、私の苦しみであると知りました。
つながっているということを知りました。
こんなにも足りていることを知りました。
原発のカラクリも知りました。

少しずつ、少しずつ。

復興が進みますように。
傷ついた心が少しでも癒されていきますように。
笑顔が戻りますように。
どうか。