米を鍋でうまく炊けるようになった
暗くなると身体や感覚がスローペースになるのか
11時に朝食、17時に昼食、お腹がすけば、23時に夕食を食べ、午前3時まで30分毎に天体観測、その後就寝。
宿はツイン部屋を予約したのだけど、ホテル側のミスでダブルブッキングをしていた為、運よく6人用のロッジに泊まらせてもらえました。
ネットは残念ながらつながっていないので
本を読んでいるか、天体観測か、ご飯を作る・食べる以外は何もしていません。
無音です。こういう時は別に音楽は必要ないなぁと思います。
ここへきて、地学の知識が役立っています。
私もマコトも高校の時、生物でも物理でも化学でもなく、マイナー地学を選んでセンター試験を受けました。
星の動きとか、太陽の働きとか、地球の自転や公転とか、地殻変動とか火山とか。地学の教科書の写真もきれいやったし、地球や宇宙のダイナミックな営みを知れたから好きだったのです。
そしてセンター試験では、96点を叩きだした地学の鬼!(マコトに勝った(-.-)
『地球が公転面に対して23.4度傾いているから、北緯66.6度以北と南緯66.6度以南の地域では白夜と極夜が起こる。』
そんなところはどんな世界だろう、と高校の頃想像していた世界にいまいます。
「ここは、冬の2月から4月は1日中真っ暗で(極夜)、夏の6月から8月は1日中明るくて、太陽は地平線に沈まず、ゆっくり24時間かけて東から西へ移動する(白夜)。神秘的でしょ?すごく美しいところだよ。僕は寒いところが好きなんだ」
と、10年前ベルギーからここへ旅に来て、住み着いてしまった同い年のベルギー人が教えてくれました。
彼に、結婚しているのか聞いたら
と。『世界がもし100人の村だったら』によると、同性愛者は10人に1人いるので、大したことではない。
(自ら明言する人には初めて会ったので、実際はちょっと驚いたのだけれども。)
ずっとここにいる予定なの?
「I've lost my heart somewhere, so I'm still looking for it.」
―どこかに僕の心を失くしてしまって、未だにそれを探している途中なんだ―
話はそれましたが、
そんな美しいフィンランドへは日本からたったの10時間のフライトで来れます。
寒いは寒いんですが、着込めばどうってことないし、部屋さえ暖かければ、この景色はすばらしいなぁ。
雪、好きだなぁと。
マコトはボードをしたかったのですが、スキー場がまだオープンしてなかったのでカントリースキーを。
普通のスキーも結構いける方なので、いつかの萩原兄弟にすいすい滑れるかと思っていたのですが
あちゃー>