終わらない物語
イラン北部、タブリースに来ました。
大冒険家のマルコポーロが訪れて驚愕したと言われている大きなバザールがあり、世界遺産になっています。
入れ替わり立ち代わり男性が来て水タバコをぷかぷかふかしてます。
一回100円くらいで、30分から1時間炭はもつので、経済的です。
若い人も
パンだけ食べてる人らもいた。
普通のたばこを吸っているひともいた。
マスターは番台に座って、たばこくわえたまま結構ぼーっとしている。
男性陣がぷかぷかしている間、私はチャイを飲みながら、テレビに流れている映画にくぎ付けでした。
「ファルコーン!」
夢に出てくるくらい好きだったなぁ。
夕方になりモスクへ向かうと
音楽から政治の話、国のこと、色々と話しました。
若い人の意見はこう。
●イランの政府が、僕らを不自由にしている。
●イスラム教は嫌いだ。親や家族がそうだから、イスラム教徒ということになっているけど、気持ちは無宗教。
●ヒップホップをもっと知りたい。
●結婚前に女性とデートしたら違法だなんて狂っている。
●大学を出ても、学生の40%はろくな就職につけない。タクシーの運転手になる人もいる。
●大学で勉強して社会に出ても、その知識を生かす職場がない。これからの国を担う若者を育てようという気がなく、政府は科学技術に投資しない。
●イラン人が、他宗教の人、例えばキリスト教の人と会話したり握手するのも違法。おかしいだろ?
●自由がない。自由がある日本がうらやましい。
「君はどう思う?」
「日本はどう?」
Now Playing:Dragon Ash「Outro」