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8月8日、イランの丁度真ん中、ヤズドという街にいます。

土の家、道、壁でできている街。

迷路。

水道が通ってますが、かつては山の伏流水を街まで地下でつないでいたため、水路が町中に張り巡らされています。水汲み場が街のあちこちにあって、何十段も階段を下りて水を汲み、各家庭に持ち帰っていたそうです。

これは、風採り塔といって、地下水路に涼しい空気を送るための塔。

これは、氷室。美しいドーム。

乾燥地帯にも冬があり、雪が降るくらい寒くります。冬場、凍った氷をこのドームにためて、夏場は運び出して涼をとっていたそう。遠く遠く遠く離れた石川県金沢にもある氷室の風習。同じやね。

街中を歩いているとでかいおじちゃんに手招きされて、悪そうに見えないから、中に入ると、こん棒がずらり。なんだなんだ？

すると、おじちゃん、振り回し始めた。

投げた！

後から調べると、ズールハーネという古くからあるジムらしい。男性が集まって身体づくりをするところだそうです。

持ち上げるのもあります。

「にいちゃん、中に入って手を広げて回りなさい。」と指導され、中央の窪んだ円の中回転させられるマコトちゃん。

どこを鍛えているのだろうか。うひゃひゃひゃ滑稽だね。

そんなヤズド。

あまり人が出歩いていません。

たまにひょいっと壁から人が現れる。車やバイクがぎりぎり通っていきます。

宿は「SILK ROAD HOTEL」

いい名前やね。

安いのに、

かわいくて、朝食もバイキングが付いており至極の喜び。

このまち、いいなぁ。

末広がり８の日。おっちゃんがしゃべりかけてきた。ペルシャ語分からんが

たぶん、「来いよ。」

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